ゆゆゆと思いつきのブログ

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勇者の章 第6話の感想 「幸あれ」

無理せず自分も幸せであること。

感想

ついに完結してしまった、という喪失感でいっぱいです。
そもそもまさか完結するとは…
でも、物語上300年続いた人類VS神の戦いの結末としては、これ以上なく美しいのではないでしょうか。

ひとまず、制作者の皆様、素敵な作品をありがとうございました。


完結したにはしたのですが…
最終話には謎の表現がたくさんあったと思いまして(特に後半)、自分なりの考察を述べて行きたいと思います。

牛鬼は何者?

神に勇者パンチをキメる前後のシーン、他の精霊たちと違い、牛鬼だけは消えずに最後友奈ちゃんに力を授けて、世界が戻ってから消えて行きました。

この一連の流れから、
牛鬼=高嶋友奈説牛鬼=神樹様説の2通りが言われていました。

このうち私は後者(もしくはほぼ神樹様のような存在)であると思っています。

理由

一番は最後の友奈ちゃんの満開(大満開)の時に、牛鬼の背中から糸が出てきたという点。
もともと勇者の力は神樹様から授かるものでしたし、
神樹様自体、高嶋ちゃんが消える前からあるものなので、精霊の、神樹様の力を勇者システムに媒介する役を考えれば妥当と思いました。

あとは、他の精霊たちの存在も神樹様あってのものなので、前者だとすると精霊それぞれに過去の勇者たちの英霊が投影されてておかしくなく、牛鬼だけ?というのは考えにくいと思ったからです。

むしろ高嶋友奈なのはやっぱり結城友奈では?と思います。
あとで神樹様が牛鬼としてセットで出て行くことを計画していた?

…ちょっとにわかに信じがたいので、高嶋友奈と結城友奈の関係はいまだ謎として扱って行きたいですね。



大満開

満開の時に、目やらいろんなところが緑色だったこと。

確かに、供物になった部分、見えてるだけですが一致しています。

奉火祭や散華時の供物のように、神樹様の力は人間やその一部を取り込むことで成立してきました。
神樹様が人間を信じ、最後の最後ありったけを注ぎ込むという意味で、神樹様そのものの力として取り込ませた結果じゃないかと思います。

その後の世界

一番気になるのはやっぱり勇者部や人類のその後。
今後廃墟になっている部分を、人々がまた拓いて行くのか、
それともこのまま四国から出ず、緩やかな滅亡を迎えるのか…


完結してしまうのか…

個人的にはまだまだ勇者部を見たいのですが、結末が結末なだけに、
あれ以上発展させようがないと思ってしまって、物悲しいです。

ずっと、シリーズが完結した様々なアニメのことを考えていて、
この作品が大好きだった人たちは今どうしているのか、とか思っています。

物語に始まりがあれば終わりがあるのは仕方のないことで、いつかゆゆゆも終わるわけですが、
ちょっとあまり心の準備ができてなかったのです。
(実際、私は劇場版がどうのこうのと以前の記事で言っていた)

正直、ゆゆゆ以上に熱中できる作品に先々出会えるか不安です。

もしかしたら、これから先仕事とか何とか忙しくなって、
アニメとか漫画どころじゃなくなるかもしれない。
そうだとしたらそれはそれでいいのですが、このシリーズがただの思い出にしかならなくなってしまうのは…

もし、直接の続編が出るならもちろん、「結城友奈は勇者である」でなくても、このチームがまた新しい作品を生み出してくれれば、追いかけて行きたいです。


以上、拙い文章でしたが、これにて勇者の章の考察を終わりたいと思います。
繰り返しになりますが、素晴らしい作品を作ってくださった制作チームの皆様には感謝の言葉以外にありません。ありがとうございました。










(余談)
ちなみにブログ自体は細々と続きますのでよろしくお願いします。